自由民権記念館を見学して
 去る9月10日、6年生を連れて自由民権記念館を訪れました。目的は教科の内容を深めることはもちろんのこと、土佐の人間が一番さっそうとしていた頃の様子をつぶさに自分の目で確かめて欲しかったからです。社会の教科書には絶対載っていない先人の行動が追体験でき、子ども達も「へぇー、こんなことやっていたのか」という新鮮な驚きがあったようです。
 特に、新聞紙条例発令による言論弾圧に抗して行われた「新聞葬」は奇想天外、空前絶後で、土佐以外では決して行われなかっただろうと推察されます。また、婦人参政権が認められてないことに抗して、納税を拒否した「民権ばあさん」こと楠瀬喜多の行動は子ども達に強烈な印象を与えたようです。私自身ここを訪れるのは三度目なのですが、訪れるたびに感動を新たにします。つくづくと、われわれは偉大な先人たちの子孫なのだと身がひきしまる思いがし、熱い血潮が躍動するのを覚えます。子ども達もまた、先人たちの熱いハートに触れ、この土佐を誇りに思う気持ちが芽生えてくれたならば、私として無上の喜びです。


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